パリ その3 ヨガフェスティバル(写真は文章の下にあります)
おっとっと、私の本の校正に集中していたら、ニュースレター(トスカーナ日記)の方をすっかり忘れていました。
以前ニュースレターの中で、私の本の中にある変な日本語を知り合いの方に直していただいている、と書きましたが、あれから直ぐに、その方の視力が大変悪くなられ、パソコンを見てはいけないとドクターストップがかかったそうで、それを知った私は、直ぐに作業を中止していただくようお願いしました。
それからは、私自身で校正をしています。自分の本は既に何度も読み直しをしていますが、今回は、知り合いの方のアドバイス等を思い出しながら、新たに校正をしているところです。まぁ、少々変な日本語があっても、私らしくていいのではないか、とは思っていますが。
出来れば来年早々、私の本をブログに載せようと考えています。
本の校正が終了していなくても、少しずつ載せて行くつもりです。
来年になると、私は6月に開催されるサン・トロッペ近郊のサマーフェスティバルの飾り付け準備で忙しくなります。その為、本の校正は今年の末で一時ストップしてしまうと思いますが、それまで、時間のある限り校正に力を入れて、来年早々、ブログアップで皆様に読んでいただけるようにしたいと思っていますので、もうしばらくお待ちください。
さて、10月の「パリの食べ歩き」がまだ終わっていませんでした。
第3回目となる今回は、食べ歩きよりも、パリで開かれたヨガフェスティバル(ヨガフェス)の事をお伝えしたいと思います。
パリでヨガフェスが開かれるのは今年が初めてです。
このフェスティバルをオルガナイスした人が、ジョン・クロードのサイトの顧客ということで、ヨガフェスの写真撮り、顧客との会談を目的に、私たちも行ってきました。
このヨガフェスのサイトでは、開催時間が11時半になっていたので、私たちは11時45分頃に会場に到着しましたが、実際にはまだ開催されておらず、外には長い行列ができていました。ヨガマットを持ち、ヨガが直ぐにでも始められるような服装の人が沢山並んでいました。
会場は、パリの管轄下にある大きなカルチャセンター。
12時きっかりに会場の門が開き、どどっと人が中になだれ込んで行きました。
入り口で1日用、2日間用、3日間用と入場券を買います。
私とジョン・クロードは、顧客という関係で、「ジャーナリスト」という特別な入場券をいただいて、フリーで入場させていただきました。
会場の一階ではヨガのフリーレッスンが開かれ、その横にある大きな複数の部屋では、知名のあるヨガの先生達によるワークショップが開かれていました。ワークショップは別払いです。
地下もあり、ヨガに関する物を売っているお店が沢山出ていました。オーガニックのレストランも用意され、後で聞いた事ですが、1200人分の食事が販売されたようです。ボロンティア19人が大忙し。
ヨガフェス3日間の累計は、ヨガの先生140人、ワークショップ81回、フリークラス63回、ヨガに関する店112店、コンサート4回、ジャーナリスト105人でした。
端の方では、チベット族の男性が「マンダラ」を作っていました。
話を訊くと、普通は1週間かけて作るマンダラを、今回はフェスティバルの日数に合わせて3日間で作る予定だと言っていました。
毎回、作るときのテーマがあり、今回は「みんなの幸せを祈る」という意味のマンダラを作っていると話していました。
カラフルな砂が入っている金属の筒を左手に持ち、右手に持った金属の棒で砂の入った方の金属を「カリカリカリカリ」とこすりながら、色砂を出して行きます。その作業の細かい事。筒からは、ほんの少しずつしか砂が出てこないので、一つの模様を作るのに時間がかかります。それを一つずつこなして行く作業は、正に瞑想です。
そして、出来上がった素晴らしいマンダラは、1週間後、又は今回のように3日後には、めちゃめちゃに壊してしまうのですから、はかない事この上ないのです。「何事も重要ではない」という意味があるようです。
ヨガフェス会場には沢山の人が溢れていました。ヨガはフランス人にも大変に人気があるようです。
私たちがこのヨガフェスをオルガナイスした人に会った際、今年はどれだけの人出を見込んでいるのか訊いてみました。彼女は「3000人くらいかな」と答えていましたが、後日、新聞に載った記事によると、8000人の入場者がいたそうです。やっぱりパリは大きい。ジョン・クロードがオルガナイスしているサン・トロペ近郊のフェスティバル会場は、収容能力が最高600人ですから、もしも来年の参加者が600人を超えるようであれば、何処か別の場所を探さなければいけません。その為にも、こういった大きな会場を訪問してみるのは良い経験になります。
ただ、ジョン・クロードがオルガナイスしているフェスティバルは、瞑想やヨガ等が中心の、自然の中の会場が適しているものなので、今年利用したサン・トロッペ近郊の森の中にある会場は、正にいい場所なのです。
「自然が一杯で素晴らしい」「空気がおいしい」「癒される」等の声が聞かれた今年のフェスティバル。その雰囲気を壊さないように続けていきたいものです。
ヨガフェスがあったのは、私たちのパリ訪問3日目。パリ最後の日でした。この夜、私たちは、グルテンフリーのレストランへ行ってみました。
レストランの名前は「NOGLU」
NOGLU - Restaurant et Epicerie sans gluten
16 passage des Panoramas- 75002 Paris
contact@noglu.fr - tel 01 40 26 41 24
http://www.noglu.fr/
ここもシェフが日本人で(Yanase Mitsuruさん)、5年ほどパリで修行をした後、このレストランのシェフになられたそうです。
食事からお菓子まで全てグルテンフリーで、沢山食べても安心します。
オーナーの女性が小麦粉アレルギーで、グルテンフリーの食事を食べられるレストランを探したが見つからず、それではと、彼女自身が立ち上げたレストランということです。オーガニックのワインも揃っています。
小さいお店で、気軽に入れるレストランです。グルテンにアレルギーな方は是非どうぞ。
ヨガフェスの会場、パリのカルチャーセンター
初級者のヨガフリーレッスン、ジーンズの人もいたりしてびっくり
マンダラ
チベット僧の描くマンダラ
上級者のヨガフリーレッスン
グルテンフリーレストランの優しい日本人シェフ