イタリアワイン最高賞は・・・
国際陪審によって選ばれた２０１３年のイタリアワイン最高賞は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、リゼルバ２００７年、ポッジョ・ディ・ソット（Poggio di Sotto）に決まりました！トスカーナワインです。
ブルネッロのワインはカンティーナで５年熟成されて市場に出て来るのが決まりですが、今回最高賞に選ばれたブルネッロは既に６年熟成されています。どれだけ美味しいのか、できれば試飲をしてみたいところです。
ちなみに、サッシカイヤ、テヌータ・サン・グイド２０１０年は２６位の評価でした。サシカイヤは一時とても有名だったワインですが、今年は順位がずいぶん下がりました。毎年最高のワインを作り続けるのは想像以上に大変な仕事なのでしょう。
数日前、 私がYouTubeで何かを探していた時、右横に高倉健さんのインタビューがあるのを見つけました。
高倉健さんは私が小さい時にファンだった方です。懐かしくなり、ちょっと見てしまいました。インタビューですから、彼のプライベートな事や映画の事等が語られていたのですが、その中で彼の映画ヒット作「網走番外地」の話になりました。そして健さんがその中で歌っていらっしゃった歌も聞こえて来たのです。懐かしくなりました。
数分でしたが、昭和のあの頃に帰った気持ちでした。
そしてその夕方、夕食を作っている私が何気なく口ずさんでいたのがなんと「網走番外地」のメロディーだったのです。えっ！と驚いてしまいました。
私は気分がいいと直ぐに歌を口ずさむようなのですが（ジョン・クロードが言っていました）、普段はジョン・クロードも知っている歌を口ずさむので、聞くともなしに聞いているジョン・クロードもつい誘われて同じようにハミングし始めます。
でも、「網走番外地」はちょっと違う果ての歌です。私はわざわざこぶしをきかせながら歌ったりしていて、聞こえているジョン・クロードは、「何だ、この歌は？」なんて思っていたのではないでしょうか。
それで私は「網走番外地」は口ずさまないようにと気をつけていたのですが、どうした事か、この歌が私の頭の中を占領しているようで、ふっと気がつくと歌っているのです～。もう４０年以上も前に聴いていた歌なのに・・。
あれから４日目になりますが、油断をするとまた「網走番外地」を歌っている私がいます。歌うと言っても歌詞を知らないのでメロディーだけですが。
昭和史が未だに私の身体の中にドンと残っています。
先日のある日、きっとこれが今年最後の夏日だろう、と思う日があり、私はジョン・クロードと一緒に海へ行って来ました。
風もなく、海も穏やかで、太陽の中に立つと暑いけれど日傘の中に座っているとちょっと肌寒い、という感じの気温でした。
私たちが行くビーチには日傘とビーチチェアーを貸してくれるところがあり、私たちも良く借りて１日中海を楽しむのですが、ハイシーズンの時はその日傘が１００本ほど立ちます。９月に入るとそれが７０本ほどに減り、そして毎週少しずつ減って行き、私たちが行った９月の４週目にはたった一列の２３本しか立っていませんでした。それもお客さんに半分しか利用されていなくて、後ろの方ではパラソルの持ち主が使わなくなったパラソルやビーチチェアーをせっせと洗っていて、ああ夏は終わったなぁ、としみじみ感じてしまいました。
この日、私たちは静かなビーチをどこまでも歩き、だれもいない海で泳ぎ、今年最後の海を満喫しました。
また、来年です。
