イザベルのシエナ訪問
お久しぶりです。みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
いい季節になりましたね。トスカーナは毎日過ごしやすい日々が続いています。
今年の5月は例年よりも涼しく、太陽がパーッと出ていても、空気が冷たいと言うか、吹いてくる風が涼しくて、透き通った青空に真っ白な雲がくっきりと浮かび、清々しい風景を見せてくれています。
緑の平野には、これまた例年にない沢山の真っ赤なポピーが咲き誇り、絵はがきのようです。癒されます。
そんな5月の初旬、ドイツのミュンヘンに住んでいるフランス人の女友達イザベルが私たちに会いにトスカーナへやって来ました。
彼女とはもう30年来の友達です。
途中、何年かコンタクトが途切れる事もありましたが、去年の「瞑想フェスティバル」で再会し、彼女は今年初めて私たちが住むトスカーナを訪問してくれました。
少々風邪気味でやってきたイザベルでしたが、フランスの学校でシエナ色がある事を習ったと言うので、カッと太陽が出て、カッと暑くなった先週の木曜日、私たちは彼女を連れてシエナに行ってきました。
シエナ色がある事を教えてくれた先生もシエナへは行った事があり、機会があれば是非行ってみるといい、と言っていたそうで、あれから何十年も経った今回、やっとシエナを訪問することが出来たイザベルは、目が輝いてとても嬉しそうでした。
私とジョン・クロードもシエナを訪問したのは久しぶり。すっかり彼女と一緒に楽しんでしまいました。
お昼は行きつけだったオステリアに行き、顔なじみのオーナー達とワイワイ冗談を言いあい、おいしい食事とワインを頂きました。
その後、美味しい珈琲店でカフェを飲み、新しいジェラート屋でジェラートを食べ、満足、満足で帰って来ました。
我が家にはゲストルームがないので、イザベルには、友達のように親しくさせてもらい、我が家からもほど近いアグリツーリズモにあるアパートに滞在してもらいました。朝食はそこで食べてもらい、昼食、夕食は我が家でおしゃべりをしながら楽しみました。写真にある家がアグリツーリズモです。ここから左側の谷一杯にトスカーナの風景が広がっています。ミュンヘンの町で働いているイザベルは大喜び。
シエナのカンポ広場にあるマンジャの塔。これは、広場の後ろ側から観た風景です。102mあるマンジャの塔は、イタリアの中で一番高い建築物だそうです。
左はシエナへ行く裏道で見つけたワイン畑。右はシエナにあるデゥオモの上に、筆で描いたような雲が広がっていたのでパチり。
シエナの街角でイザベルと一緒にボーズ。
シエナのカンポ広場を歩くイザベルと私。
左はシエナにあるオステリア「Boccon del prete」。壁が濃いオレンジ色で、壁一杯にワインが無造作に置かれています。
右は地元の人に有名なバール、というかカフェを飲むところ。椅子もテーブルもなく、ただひたすらカフェを飲んだら出て行きます。昼食時は人でごった返しています。