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コート・ド・プロヴァンスーピネド・プラージュ

私は6月24日から出かけていたフランスから3日前の7月4日に帰って来ました。
サン・トロッペ近郊で3年間続けて開催している瞑想フェスティバル「Festi’Spirit」は、今年もつつがなく終わりました。
そして、このお祭りは今年を持って一応終わりとなりました。
お祭りを開いていた場所のオーナーが亡くなり、来年からはホテルが建てられるという噂です。
大きな自然の中にあり、ほとんどの場所が自然保護地となっている為、ホテルになっても勝手に建物を増やせないらしく、さて、どのようなホテルになるのかと想像もつきませんが、これを機会にジョン・クロードと同僚は瞑想フェスティバルをしばらくお休みすることに決めました。
お祭りに来てくれた沢山の人たちは、来年に続かないことを残念がってくれていますが、お休みしている間(2~3年かな?)、新しい開催地を探すこと、新しいアイデアを出すことに力を注いで、次回はまた素晴らしいフェスティバルを開こうと考えています。

瞑想フェスティバルを終えた私とジョン・クロードは、そこからサン・トロッペの逆方向へ20分ほど走ったところにある「Pinede Plage」という海際のリゾート地へ向かい、3日間のバカンスを過ごしました。
サン・トロッペへ行く道は、いつものろのろ運転の長—い渋滞が続いていますが、その逆方向の道はガラガラに空いていて気分がいいったらありません。

「Pinede Plage—ピネド・プラージュ」は「Chateau de Valmer—シャトー・ド・ヴァルメール」と共同です。
どちらも葡萄畑に囲まれており、Pinede Plageは海の真ん前で、Chateau de Valmerはそこから300mほど奥まった郊外にあり、Pinede Plageの滞在客はChateau de Valmerのスパ等が楽しめ、Chateau de Valmerの滞在客はPinede Plageのプライベートビーチを利用することが出来るという具合です。
この辺りはプロヴァンスの海際でコート・ド・プロヴァンスと呼ばれ、ロゼワインで有名です。
私たちはChateau de Valmerのレストランでオーガニックの食事とロゼワインを頂き、そのロゼワインがあまりに美味しくて、1箱(6本入り)買って帰りました。
アルコール度が12、5度と低めなのが私にちょうどいいところ。すでに1本空けてしまいました。
どちらのリゾート地も小規模ながら設備が整い、従業員は皆親切で、3日間、ゆっくりしてきました。
リゾート地のサイトです:http://www.pinedeplage.com/#/en/postIntro/

ここから我が家まで車で8時間ほどです。
若い頃なら一気に走って帰宅したでしょうが、今は、「焦ってもうしょうがない、ゆっくりいこうよ」という気分なので、私たちはお気に入りになっているイタリアとフランスの国境町マントンで1泊しました。
そしてマントン、やはり昔はイタリア国だったのだな(今はフランス国)、と思わせるほど今回はイタリア語が氾濫していました。
何処に行ってもイタリア語が聞こえてくるので、一瞬、私たちはもうイタリアに帰って来たのか、と思ったほどです。
イタリアの陽気さ、気楽さ、そこにフランスの良い味が加わり、マントンは本当に魅力的な町です。これからも何度も行くと思います。

トスカーナに帰って来たら、ヒマワリが一杯咲いていました。

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去年作ってフェスティバル会場に置いて来た石達が、そのまま残っていました。ただし、1年の間に黒目がすっかり消えてしまっており、私はマーカーで黒目を入れて、生き返らせました。今年は最後のフェスティバルということで、この石を持って帰る人が沢山いて、私も4つ持って帰りました。今、トスカーナの我が家の庭でにらめっこしています。

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フェスティバルのチーム。飾り付けが終わったところでパチり。

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今回、私は個人セッションの受付を担当しました。こういう仕事をするとフランス語が速く上達します。楽しい仕事でした!

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リゾート地、ピネド・プラージュの入り口

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部屋のバルコニーの前に広がる松林と海

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ピネド・プラージュの玄関先。中に入って突き当たりが海。

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朝夕は涼しくて、薄手のカーディガンを羽織っていました。

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ピネド・プラージュを出たところ。手前に葡萄畑が広がり、その真ん中にヤシの木が並んでいます。

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ヤシの木の間にある道を進んで行くと、シャトー・ド・ヴァルメールに行き着きます。歩いて約10分。

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シャトー・ド・ヴァルメールにある唯一の木の家。ここに宿泊出来るのです。 トイレ、バスルーム、エアコンと全て整っているとか。唯一ないのはケーブルテレビだそうですが、休暇中はあまりTVを見ることはないので気になりません。
次回は是非この木の家に宿泊してみたいものです。

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別のアングルから見た木の家。

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私たちが休暇に出る時は、この小さなスピーカーとiPodを持って行き、ホテル部屋で好きな音楽を聴くようにしています。
それだけで、知らないホテルの部屋が我が家のよう。このiPodには約6000曲が入っています。