モンテリッジオーニ
今日はシエナからサンジミニヤ―ノへ行く途中に見つけた小さな村モンテリッジオーニに付いて書きましょう。
この村で特徴なのは村を囲むようにして冠のように立ついくつもの塔です。
この塔は13世紀にフィレンツェからの侵入者を見張るために出来たそうで,20mの高さで,500m続く壁の上に14本突き出ています。
3つあるゲイトの一つはシエナに向かい,もう一つはフィレンツェに向いて開いています。3つ目はその形があるだけです。
中に入るとなんとも言えない、静かな,落ちついた雰囲気が漂ってきます。特に旅行者の多いシエナからやって来ると,その村の静けさにほっとしてしまいます。村はぐるっと回って約10分もかからないほどの小さなものですが,建築物は13世紀の時そのままで立ち並んでいます。隅々まで綺麗に掃除された石畳の道が村を一周しています。ここでもキアンテイのワインを試す事が出来ますが,ただし買う事を前提にしていないとだめなようで、すこし残念です。
この小さな村に4つ星のホテルを見つけました。「ホテル・モンテリッジオーニ」です。内部はかなりモダンですっきりしていますが,でもしっかりとトスカーナスタイルを取り入れており,かなりなクラスを感じさせますが,でも入りやすいホテルです。プールつきでダブルルーム360‘000リレ。ここからシエナ,サンジミニヤーノ,フィレンツエへのアクセスはとても簡単です。このホテルに泊まると,夜には満天の星を見る事が出来るのは保証付ですね。左の最後の写真の,ブルーの車が止まっている建物がホテルです。
とにかくこの村は、一息入れるには絶好な地です。