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エピファニーのお菓子、ガレット・デ・ロワ

今日1月6日はエピファニーと言われる祭日。イエス誕生への東方の三博士の訪問と礼拝が記念になった日ですが、一般的に知られているのは、この日だけに作られるケーキがあり、その中に小さな豆や陶器が入れられていて、その豆に当たった人が、その日1日王様になれるという遊びの日です。

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5日の土曜日、週末のケーキを買おうとジョン・クロードがカルカソンヌのおいしいパティスリー(テゥージャさん)のお店に入ったところ、上のケーキがショーケースに並べられていたそうです。これは何?とテゥージャさんに聞くと、ガレット・デ・ロワで、通常はアーモンドクリームを使うところ、ヘーゼルナッツのクリームで作ってみた、と答えてくれたそうで、これは珍しい、味見をしてみよう、とジョン・クロードは週末のケーキと共にガレット・デ・ロワも買ってきました。

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香ばしく焼けたヘーゼルナッツがケーキの表面にいっぱい。豆だけつまんで食べても美味しい。

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ケーキを切ってみたところ。ヘーゼルナッツのクリームは、クリームというよりもペーストと呼んだ方がいいような硬さですが、でも、その美味しさは、もう最高です!テゥージャさんはお菓子を作るときに何かマジックを使っているのではないかといつも思ってしまうほど、どのお菓子も美味しいーー!!一口口に含むと、う〜〜っむ、とつい感嘆の声が出てしまいます。このガレット・デ・ロワもとんでもなく美味しかったです。

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これがガレット・デ・ロワの中に入っていた、これは南極の白熊ですかね?これが当たると一日王様になれるという印です。鼻先からしっぽまでの長さが3cm弱のこの白グマ、今にも動き出しそうで可愛い。ただし、ガラスでできていますから、間違って歯で噛んでしまうとちょっと怖いかも。

さぁ、明日から学校が始まり、お仕事も本格的に始まります。
みなさま、楽しい始まりにしましょう。笑顔がたくさん出ますように。