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日本からフランスへ帰ってきました

ヨーロッパから日本へ移動するときよりも、日本からヨーロッパへ移動するときの方がジェットラグは体にこたえます。
カルカソンヌに帰ってきたのが先週の木曜日でしたが、体がフランス時間に慣れ、夜11時ごろに寝て、朝7時ごろに目覚めるルーティンになるまで1週間かかりました。

今回の日本訪問で思い出に残ったことをあげてみます。

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これは大阪のど真ん中。従兄弟に連れられて来たのですが、周りにいるのは中国や韓国からの旅行者たちばかり。
日本はインバウンドがすごい、と前もって従兄弟に教えてもらっていましたが、ここまで多いとは想像もしませんでした。 フッと見ためは日本人ですが、聞こえてくるのは中国語と韓国語ばかり。うわ〜〜。

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上は京都の鴨川にかかる四条大橋。京都も多くの中国と韓国からの旅行者が目につきました。着物を着て京都の街やお寺さんを散策できるように貸し着物屋さんがたくさんできていますが、今、着物姿を楽しんでいるのは日本人よりも韓国や中国の方達。うわ〜、京都もこんな風になっているのかとびっくりしました。

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京都のお寺さんも写真撮影だけが目的のような旅行者でざわざわしていましたが、少し横道に逸れた静かなところにこんな可愛いお地蔵さんがあって、ほっこり。

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日本の町にはこんな可愛い車が普通に走っていて、つい頬がほころびました。私にはアニメの世界です。

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京都市内に新しくできたアップル店。障子の壁など、禅の世界の静けさを表現したお店で、京都の町によく似合っています。
ふと見ると、ビルケンシュトックのサンダルを脱いで椅子に座っているジョン・クロードがいました。笑

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京都には木をたくさん使ったナチュラルとモダンさが折り合った、いい雰囲気の珈琲店がたくさんできていました。素敵。カウンター内には女性が多いのも驚き。

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日本といえば温泉でしょう。いろんなところへ5箇所ほど行きました。写真はそのうちの一つ。

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京都嵐山駅にある「駅の足湯」。こんなところにも足湯が。

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仕事で忙しいはずの従兄弟が泊まりがけで琵琶湖へ連れて行ってくれました。
写真は、琵琶湖畔にある長浜へ行く途中で、お昼ご飯を食べた「千松」本館。ちゃんとしたお座敷のお部屋で、仲居さんサービスのお食事、そしてお風呂。ここに泊まるのかと思ったら、ここは食事とお風呂だけの場でした。その後、長浜へ。
仲居さんもレセプションの人たちも、皆さん笑顔が素敵でとても親切。心まで温まりました。
女性たちに合わせようとした従兄弟のガニ股が面白い。笑

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長浜にあるホテルのロビー片隅に置いてあった力車。真似事です。笑

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琵琶湖の長浜港から竹生島クルーズに乗りました。台風21号がちょうど去った後で、雨が降る日々。
湖が灰色でちょっと残念。

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幼い頃から仲良くしていた従兄弟。最後にあったのは6年前の2日間だけ。今回はたくさんお世話になりました。

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石の階段をたくさん登ったところにある竹生島のお寺さんの前で。

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竹生島からフェリーに乗る前に入った喫茶店。綺麗な色の日本手ぬぐいが掛け軸のように飾られていて可愛い。

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従兄弟の三女に男の子が生まれていました。三女のナナちゃんはずっとバレーを続けていて、今はバレーの先生。小さな子供から大人までの生徒を教えているそうです。すっぴんのナナちゃん、40歳。信じられな〜〜〜い!

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従兄弟の次女にも男の子が。初めてお目にかかります。 従兄弟の子供の子供。はて、私にとって彼らは何になる・・・?

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日本の美容院で髪を洗うときのマッサージは素晴らしい、と聞いていた私たちは、早速、体験することに。
先ずはジョン・クロードが髪を切りに行きました。髪を切ってくれた女性が、頭を洗うというよりも強い指の力でマッサージをしてくれて、まず驚き。その後、さらに釜のような機械を頭に被せて、水圧で、これまた洗うというよりもマッサージをしてくれて、さらに驚いた私たちです。もちろん、私も後日、経験しに行きました。ああ、日本は素晴らしい。

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美容院で坊主頭になったジョン・クロード。気に入っているようです。
私たちが食べているのはデザートではなくて、出来立てホヤホヤの豆腐。大阪市内にある空野というレストランで。

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同じく、豆腐レストラン「空野」でメニューを見ています。大阪市内は従兄弟にとって庭のようなもの。なんでも知っています。

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日本の料理はどこで食べてもおいしい。従兄弟には、フグ料理、お寿司屋さん、お蕎麦やさんなどに連れて行ってもらいましたが、一度だけ、京都の日本料理が食べたいと思い、京都の京阪四条駅からほど近い木屋町通りにある日本料理「とくを」さんへジョン・クロードと二人で出かけてきました。
お料理の写真はもう載せませんが、素晴らしい日本料理の腕さばきを見せていただき、そして味わせていただきました。
私もジョン・クロードもアルコール類を飲まないので、熱いお茶を出していただいたのですが、食事が終わるまでの間に女将さんに継ぎ足していただいたお茶の湯のみ茶碗が3回も変わって感激しました。どの湯のみ茶碗も素敵な色合いでした。
大将、そして女将さん、良い経験をさせていただきました。ごちそうさまでした。

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今回の私たちの日本訪問は、台風21号と共に始まり、台風24号と共に終わった感じです。
パリから関西空港へ飛ぶ飛行機が台風でキャンセルになり、翌日、羽田空港へ。ほぼ1ヶ月後の9月30日から10月1日、私たちの帰国日が迫った頃に台風24号がやってきて強い風と共に雨を降らせ、関空からパリ行きの飛行機が飛べるのかと心配しましたが、うまい具合に去ってくれて、無事にパリへ帰ってこられました。

写真は台風に備えて窓にテープを貼っていたお店。提灯もプラスチックの袋に包まれています。

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日本を離れる頃、お米が収穫時期に近づいていました。田舎の方ではすでに新米を食べることができました。
お米の黄色い穂の姿、美しい。

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そして、帰ってきたカルカソンヌの夕焼け。素晴らしい・・・。

私とジョン・クロードが日本で一番感激したのはToToのトイレ。外国人なら誰でもびっくり、感動すると思います。今回は、何百年と歴史のあるお寺さんのトイレも全てウオッシュレットだったのには私もびっくり。どこのトイレに行っても綺麗なので、トイレに行くのが怖くない。フランスと正反対です。

それから日本人の皆さんがとっても親切なことにも、今回は改めて感激させられました。こんなに親切な国、他にあるでしょうか・・?あまりないと思います。
駅で切符の代わりにかざすカード(大阪はICOCA)の買いかたがわからなくて私が駅の案内所内にいる駅員さんに訊ねたところ、わざわざ案内所から出てきてくださって、丁寧にカードが出てくるまでそばにいて教えてくれました。
私たちだけではありません。尋ねる人一人一人に丁寧に応対されているのです。見ているだけで心が癒されます。
どこへ行ってもみなさん親切。日本は気持ちのいい国です。

カルカソンヌに帰ってきて、行きつけのお店の人に私たちが日本に行っていたと伝えると、10人中10人が、「ああ〜、いいなぁ〜、私も行きたいと夢見ているのよ!」と言います。
日本へ行ったことがある人は、「ああ、日本、いいところだよねー。食べ物は美味しいし、街は綺麗だし、人々はとっても親切だし」と目がキラキラになって話が止まりません。
うん、私も今回は日本人の親切さをよーく感じました。日本、これからも同じ日本でいてほしいなぁ。