ビーツ
さぁ、下の写真のものはなんだかお分かりですか?黒く焦げすぎたお芋のようにも見えますね。実は、ビーツなのです。日本ではロシアの料理に使われるとして知られているかと思いますが、ロシアだけではなく、私が住んだスイス、ドイツ、イタリア、そしてフランスなど各ヨーロッパでも食べられている野菜です。
私はビーツを生のまま細く削ってサラダとして食べることが多いのですが、昨日の土曜日の朝市で、こんなに黒いビーツを発見しました。最初はなんだかわからなくて、お店の人に聞いてみると、煮たビーツだと教えてもらいました。でも、お湯で茹でたんじゃないわね、というと、焚き火で料理したのだと聞いて驚きました。直接火の中に入れるのではなく、焚き火の蒸気を使って3~4時間かけて焼いた(煮た?)と聞いて更に驚き。体にいいよ、とお店の人。うむ~~、聞いただけで体に良さそうです。早速、ひとつ買ってみました。
普通、ビーツは丸い形で、こんなに長い形のビーツを見るのは初めてです。長さは25cmほどありました。
まず半分に切って、焼き芋のように皮を剥いでみようとしました。でも、思ったように剥がれなくて、それで小さな包丁を使って剥いていきました。剥いていると焚き火の匂いがしてきて、うう~~ん、いい感じ。
皮を剥ぐと、身はちょうどいい加減に柔らかくなっていました。水で茹でると色や栄養分が水に溶け出てしまうので、焚き火で焼くという方法はいい方法です。ただ、家ではちょっとできませんが。
こちらのオーガニック店(多分、普通のお店でも)に行くと、生のビーツも売っていますし、すでに柔らかく煮たビーツも売っています。
皮を剥いたビーツを薄切りにしてサラダとして食べました。丁度柔らかく煮たカブのような口当たりで、ふんわり甘くて、私は大好きです。
お昼のサラダとして、ビーツの左横はアボカド、その上にルッコラ、ビーツの上には羊のレタスを乗せました。羊のレタスという名前ですが、フランス語やドイツ語でなんというのか知っていましたが、日本語でなんと呼んでいるのかわからなくて、辞書で調べてみると羊のレタスと出ていて、へ~~、そうなんだ・・と。本当に日本ではそう呼んでいるのかしら・・?
12月もあと2週間で終わりですね。毎日変わりないはずなのに、この時期になるとなんだかそわそわしてしまいます。そわそわしすぎて風邪など引かないように気をつけます。
来週もみなさまにたくさんいいことがありますように。