ブルターニュ・ヴァンヌ
南フランス、先週末は35度以上の気温が続いて、寝苦しい夜も過ごしましたが、土曜日の夕方から急に夕立が降り始めて(びっくりしました)、日曜日の朝まで降り続けました。暑い、暑いと言っていたので空から雨のプレゼントをしてくれたのかな、なんて言った私ですが。そうして、そうなんです、気温がぐっと下がりました。もう窓を開けていると涼しいを通り越して寒いくらいでした。いや~、もう最高です、こんな気温。
今、日曜日の午後4時前ですが、外の気温は26度。こんな夏だったらいつでもウエルカムです!ブルターニュは今、23度前後の毎日ですからね、やはり南フランスに比べると涼しい地域です。
さて、ブルターニュには、たくさんの入り江があり、そのジグザグした海岸線に港や町ができています。今回のヴァンヌもモルビアン湾の入り江にある古都の一つです。
車のナビゲータwazeを使って、ヴァンヌの駐車場へ行くようにとインプットしたところ、住宅街の中にある、かなり広い無料駐車場へ導いてくれました。静かで、無料で、wazeはなかなかに良いナビゲーターです。駐車場から道を下って行くと、すぐに道路へ出て、そこから上の写真にあるようなフレンチガーデンと言うのでしょうか、お花の庭が望めました。
右横にあるのはエルミーヌ城。エルミーヌ城の庭ですね。庭は手前にもずっと広がっています。いろんな花を使って本当に綺麗な模様をつけています。真上から見た方が横から写したこの写真よりも綺麗です。
さらに歩いて中心地に出ると、あっ、プティ・トランがいました!右横や左横にはバーやレストランが並んでいます。私たちは、もちろんプティ・トランに乗り込みました。
プティ・トランの前にある港。
ヴァンヌは今まで訪問した中では一番大きな街でした。と言っても、高い建物などありませんから、中世時代の良い雰囲気が残っています。木組みの家が他の町に比べると多いように思います。童話に出てくるような雰囲気です。この日は雨が降ったり止んだりする日で、散策するには最適な気温でした。
ある建物の上の方に作られた置物。この二人の下に「ヴァンヌとその妻」と書かれているので、右側の小さい男性が旦那のヴァンヌで、左側の大きな女性が彼の奥さんですね。この建物は、現在ピッツア屋になっていますが、昔からヴァンヌさん経営のレストランだったのでしょうか・・・?
町は旅行者で混雑しているわけでもなく、涼しくて歩きやすい日でした。真ん中に突き出ているのが教会の塔。
木組みの家が並ぶ通り。
古い木組みの建物は今でもちゃんと使われていますが、写真の奥まったところに見られるように、あまりに古くて木で支えをしている家も少なくありませんでした。
さすがブルターニュ地方。色とりどりのボーダーシャツだけを売っているお店を発見。
サン・ピエール大聖堂。大きすぎて写真に入らない。
ブルターニュ旅行、続きます。
素敵な日をお過ごしください。