Collioure (コリュー)
先日、サイトのはしごをしていた私は、南フランスの地中海にコリュー(日本語のサイトではコリウールと書かれていることも)という可愛い街があるという記事を見つけて、ジョン・クロードにこの街の名を知っているかと聞くと、知っているという返事。
マティウスやピカソなどの画家たちが好んで絵にした街らしいから、きっと写真撮影にも面白いかもと伝えると、普段は有名な観光地には行きたがらない彼が、 行ってみようか、と乗り気になりました。
調べてみると、我が家から1時間半くらいで到着できそうです。
スペインもすぐ目の前ですからスペイン人の観光客も多いかもしれません。
そんなことで、夏を思わせる先週の土曜日、カルカソンヌで朝市の買い物を済ませた私たちは、早速、トヨタのヤリスに乗り込み、コリューを目指して出発しました。
途中、30年ほど前に私とジョン・クロードが初めて一緒に住み始めた街ペルピニャンから、二人で小さなモペットを走らせて訪れたビーチの名前が見えてきました。懐かしくなりましたが、今回は行ってみる時間がありません。機会を見つけて、この夏は是非訪れてみたいと思っています。どんな風に変わっているのか・・。
1時間20分ほど走ったところで、レンガ色の家が立ち並んでいる小高い丘が見えてきました。 バケーション用なのか、それとも永住用なのか、新しく建てられたばかりのようです。
さらに進んで丘の上に出ると、目の下にコリューの小さな街と綺麗な海が広がっていました。
時間はちょうどお昼時。私たちは予約をしていたレストラン(Restaurant le Neptune)へ直行です。そこには、予約客だけに設けられた駐車場があり、私たちは駐車場へ入れる暗証番号も受け取っていました。
このレストランにはベジタリアンメニューもあると知って行ってみたのですが、サービスも良く、お料理も綺麗で美味しく(私は魚料理をいただきました)リラックスした雰囲気の中で食事をすることができました。
レストランからの海と街の眺めも素敵でした。
食事が終わり、街へ降りて行く時に、サァ、車をどうしようかと考えた私たち。せっかくレストランの駐車場に駐車しているのに、わざわざ街の中の駐車場を探すのは面倒です。どうせレストランはお昼から夕食まで閉まりますから、 そのまま駐車させてもらうことにしました。
街の中には小さな太鼓橋を歩いて入ります。夏のような真っ青な空が広がる土曜日、街の中は賑わっていましたが、夏休みに入ると観光客の数は倍ほどに増えるそうです。
コリューのビーチは小さなものですが、午後から日光浴をする人がたくさん出てきて、海に入っている人もちらほら。海水温度は16度と出ていましたから、少々冷たかったのではないでしょうか。
レストランから眺めたコリューの街と海
コリューの港
コリューに3つほどある小さなビーチの一つ。海の水は引き込まれそうなほど綺麗に透き通っています。
太鼓橋を渡って街に入ったところの広場。家々がカラフルです。
小さなコリューの街に絵のギャラリーが30件ほどあるそうです。
小路のいたるところに可愛いお店が。
絵になります。写真になります。
コリューのお城。入れるようです。
お城の前を歩いている私。上の写真のビーチが向こう側です。写真では分かりにくいですが、海が底まで見えます。まだ5月なのに、すっかり夏模様。
スペインに近いだけあり、レストラン、バーにはサングリアやタパスなどの看板も出ています。