お家でクレープ
我が家のクレープは、いつもジョン・クロードが作ります。今日はクレープにしようか、と私が言うと、よーしと腕を捲り上げて(実際には捲り上げませんが)キッチンへ行き、ボールなどの器具を出し、材料を整えて、いざクッキング!
彼が使う粉は、そば粉、小麦粉、たまに米粉、それから卵、豆乳かライスミルク、オリーブオイル、塩。全ての分量はその時の気分次第なので、私には教えてもらえません。そして、彼も分かりません。笑
私が何か手伝おうとすると、彼は嫌がります。全て自分でやりたいようです。なので、私は彼に任せてキッチンから出ます。彼がクレープのタネを仕込み終わると、少し寝かせたほうがよいらしく、その間に私はキッチンへ入り、具を作ります。
具が出来上がると、再度ジョン・クロードにキッチンを受け渡し、彼はクレープを作り始めます。小さい頃からお母さんと一緒に作っていたようで、クレープ用のフライパンに薄く油を紙で塗って、そこにクレープのタネを流し、ぐるっとタネを円形に広げながら器用に焼いて行きます。
今回のクレープ、縁がちょっとこんがり気味に焼けたようですが、そば粉が入っていますからね、こんなものでしょう。お家のクレープ、美味しいです。
私が作った今回の具は、ポワローのクリーム煮。そこにシェーブル(羊のチーズ)をのせて食べました。ポワローのクリーム煮以外に、ほうれん草のクリーム煮や、ラタテゥイ風のトマトソースなどもクレープに合います。
一緒に飲んだのは、ボルドー近辺にあるワインの産地サンテミリオンの赤ワインです。右横の白いのがビュッシュという筒型の羊のチーズ。サンテミリオンは小さな可愛い村らしいので、今年の春か初夏に一度行ってみようと思っています。
日中平均気温13度前後のマイルドな気温のカルカソンヌです。このまま春になるのかしら、なんて思ってしまいますが、多分そうはいかないでしょう・・。桜の花の蕾がぷっくりと出始めています。強い寒気が戻ってこないように願います。
今日も明日も、楽しい1日になりますように。