残暑見舞い
9月に入りました。残暑見舞いという言葉はまだ使っていいのでしょうか?
どちらにしても、まだまだ暑い日が続きますね。
カルカソンヌの地域は風がよく吹くことで知られています。冬の風は厳しいなと思うこともありますが、夏に吹いてくれる風は心地いいとしか言いようがありません。
風がなければ、朝からずっしりと暑い日を迎えることになりますが、少しでも風が吹いてくれると、8月でもこんなに涼しくていいの?と思うほど、清々しい空気が家の中に通ります。これはトスカーナではなかったことなので、とてもラッキーです。
暑くて風が吹かない日は、海に行くに限ります。数日前の海は波もなく、まるで湖のようでした。海水は驚くほど透き通っています。ただ、どういうわけか、トスカーナの海に比べると海水温度が低いように感じます。透き通る海に早く入って泳ぎたいと思うものの、海水の冷たさに体が硬直して動きません。
同じ地中海の海なのに、トスカーナとこちらでは潮の流れが少々違うのかなと思ったりしています。
まぁ、それでも、少しずつ足を進ませて、お尻の辺りまで海水が来ると、あとは、えいやっと勢いをつけて泳ぎだすに限ります。一度海に入って仕舞えばもう冷たさは感じません。底まで見える海で泳ぐことの気持ちいいこと。秋になるまで、もう2・3回は海に行けるでしょうか。
昨日の午後、オーガニック店に行って帰る時、窓辺に寝ている猫を見かけました。写真を写そうと少し近ずいたら、気配をすぐに感じたのでしょう、上の写真のように少し起きましたが、私が見たときは、首も足もだら~んと下げて、寝ているというよりも、ぐったりしている感じでした。動物たちは、毛皮のコートを着ていますからね、感じる暑さも人一倍でしょう。トスカーナで飼っていた、ミコを思い出しました。
それにしても、日本はたくさん台風がやってきますね。今回も大きな被害を受けた地域や人々が多くて、記事を見るたびに辛くなります。何十年も農作物を作ってきた土地が洪水によってすっかりダメになったところもあるようで、ため息しか出ません・・・。
被害に遭われた皆様が、一刻も早く普通の生活に戻られますように遠いヨーロッパからお祈りしています。