ボルドー色アッシニヤンの村祭り
夏の戻りかと思わせる暑い昨日の土曜日、ボルドー色に塗られた村アッシニアンの村祭りに行ってきました。
先週の土曜日にもこの村のレストランに行き、その時にこの土曜日に村祭りがあることを知りました。朝10時から夕方6時まで、ワインテスティング、オリーブオイルテスティング、子供用の仔馬の散歩、コンサート、ヨガコース、陶器を作るデモンストレーション、そして食べ物の屋台など、色々と面白そうなものがあるそうで、どんなお祭りが見られるのか楽しみで行ってきました。
この日は朝からスパッと晴れて、最高の祭り日和。車で約1時間のところにあるアッシニヤンの村に向かいました。村に近づいたところで、家族づれやカップル達が村へ歩いて行くのが目に入りました。この村には3回訪れていますが、レストランの人たちを除いて私たちは一度も住民を見たことがなくて、さすがにこの日は人出があるのかと嬉しくなりました。
まずは、予約をしていたレストラン「La Table」で昼食です。
太陽が燦々と輝くガーデン席。いつものように、ボルドーや紫色のクッション、日傘がグリーンの庭に引き立って綺麗。
先週の土曜日に黒い服を着て行き後悔した私。この日はピンクのカーディガンを着てレストランの雰囲気に馴染みました。
私たちは少し早めにレストランへ入ったので最初はとても静かだったのですが、間も無くイギリス人やアメリカ人、そしてフランス人の客たちでワイワイと賑やかになりました。私の後ろも客でいっぱいになりました。
レストラン自家製のパン。この日はいつものパンに丸いブリオッシュが加えられました。小さいながらもブリオッシュの匂いがプンプンして、ひとくち口に入れるとあまりの美味しさに身悶えするほどでした~~。
前菜。たっぷりの野菜の下にアンチョビが隠れていました。そのアンチョビが全く魚臭くなくて、柔らかくて、普段はアンチョビが苦手なジョン・クロードはびっくり。たまたまやってきたシェフにどうしてこんなに魚臭くないのか聞いたところ、熱い布巾で30秒撫ぜるだけなのです、と答えてくれました。布巾で撫ぜる料理方法なんて聞いたことがありません!ほんと、クリエイティブなシェフです。
白身の魚(カワメンタイ)の上に帯状に飾られたかぼちゃと白バター。右上はマッシュポテトですが、泡状でふっわふっわの舌触り。食べると口の中でポテトの味が広がりました。こんなマッシュポテト、初めて。
赤いベリーのムースとアーモンドのソルベ。美味しくて二人とも全く話さず。
コーヒーについてきたお菓子。ピンク色のものはマシュマロ。下はクリームを挟んだビスケット。ここで出されるものは全てこのレストランで作られていることを、今回もまた確認いたしました。
さて、腹ごしらえができたところで、村祭りを見に出かけました。村の中心地には手作りのジュエリー、陶器、カーペット、バッグ、籠、服などを売るテーブルがずらり。太陽が輝く中のそぞろ歩き、楽しい!
この村を買い取って開いたレストランやワイン学校、ホテル、オフィスなどは全てボルドーやピンク色に塗られています。
日傘もボルドー色。この突き当たりは村役場広場。その左側に子馬が待機しており、右側でヨガが行われていました。
村役場の広場にはメキシコ人のグループがラテン音楽を奏でていました。右横の男性の歌声が素晴らしい!
スペインのタパスなどが食べられる小さなレストランがある村の中心地の広場。メキシコ人のグループがここにも移動して歌を歌っています。
ジョン・クロードも太陽をエンジョイ。
左の自転車が置いてある屋台が村祭りの受付。全てシンプルなのが村祭りらしい。
ボルドーやピンクのアッシニヤン色が村祭りのユニフォームのようです。
小さな村の村祭り、とても楽しかった。また来よう。帰りに見たぶどう畑が色づき始めていました。
夏の名残りをエンジョイしましょう!