ピレネー山脈で涼む
オーブンの中に入っているような毎日が続く南フランスです。何が辛いかというと、家の中の温度が30度を越すこと。エアコンがないので仕方がないのですが、朝7時に起きたときから家の中の温度は30度。窓を開け放って涼しい空気を入れると少しは下がりますが、太陽がきつくなるお昼頃に窓を閉め切ると、たちまち温度は30度に上昇し夜中まで続きます。
そんな先週のある日、偶然にピレネー山脈にある町の気温が、最低気温11度、最高気温26度、というのを発見。
これは早速、行くべきでしょう!
私たちは8年前に行ったことがあるピレネー山脈の麓の町Font-Romeuフォン・ロモを目指して、朝7時に家を出ました。さすがに山の町は涼しくてウキウキしましたが、そこから私たちはゴンドラリフトに乗り、シャトルに乗り換えて、さらにチェアーリフトで目的のブイユーズ湖まで登りました。チェアーリフトでは風が冷たくて、持って行ったウインドーブレイカーのジャケットが役に立ちました。
冬はスキー、夏はハイキングで賑わう場所です。向こうに見えるのはダム。
チェアーリフトからの眺め。かなり長い時間乗っていました。
向こうに見えるのは標高2900mの山。
チェアーリフトの到着場。ここから歩きます。歩いて左に行くとダムへ、右に行くと湖に出ます。
ブイユーズ湖。寒〜〜、と言っている私!笑
お天気は最高に良くて、空気が澄んで冷たくて、来た甲斐がありましたーーー!!
簡単に歩けるところなので家族づれも多い。
ポストカードのような風景が広がります。
ピクニックをして、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、再び町に下って行きました。
山は本当に涼しい。今まで夏になると海に通っていた私たちですが、山もいいものだと再発見です。
この写真をスイスの友達に送ったところ、スイスも33度の暑さで、友達もアルプスに逃避したと返事が返ってきました。ユーロッパ全体が暑くなっています。
まだ暑い日が続くようです。みなさま、溶けてしまわないように、お気をつけくださいませ。