6月のカルカソンヌ
6月に入り、空に入道雲のような夏雲が見られるようになりました。気温もさすがに上がっています。
そんな日の昨日、ブラックマウンテンのてっぺんにある小さなダム湖ーBarrage de Montagnesーでピクニックをしてきました。
いつも行くミディ運河の貯水湖に比べると小さくて、金曜日だったこともあり、とても静かでした。
テーブル付きのベンチがあちらこちらにあり、バーベキューの設備なども整っているので、週末や休暇時はたくさんの家族連れで賑わうのでしょう。でも、この日は本当に周りに誰もいなくて、私たちはテーブルに座るよりも湖の際で食事をする事にしました。
ジョン・クロードと話をしていると、鴨の親子が私たちの目の前にスーッとやってきました。あらっ、こんにちは!
お母さん鴨が彼女の子供達を私たちに紹介しようとやってきたようです。数えてみると6羽も・・。
岸に着くと、怖いもの無しの子供達はヨチヨチと陸に上がってきました。小さくて可愛い!
私たちに一番接近してきた子。ふわふわして、ひよこみたいですが、長いくちばしが鴨です。
しばらくすると、お母さん鴨に呼ばれたようで、子供達はみんな湖に戻り、また一緒にゆっくりと移動して行きました。
付かず離れずの子供達。お母さん鴨がじっと横で見ています。迷子にならないようにね・・・。
話は変わって、ここはカルカソンヌ。写真は我が家から100mも歩かない場所にあるガンベッタ公園です。歴史は古いようですが、3年ほど前に新しく模様替えがあり、ちょうど私たちがこの街へ引っ越してきた時に、そのオープニングセレモニーがありました。昔は公園の真ん中に池があったようですが、今はバラと芝生が公園を綺麗に飾っています。
赤、白、ピンクとカラフルなバラが満開。向こう突き当たりにあるのは入場無料の美術館です。
公園の真ん中あたりに、バラとジャスミンの木が絡みついた柱が10本ほど立っています。そして今まさにジャスミンの花が満開で、公園全体にジャスミンの香りが漂っています。上の写真の白い花がジャスミンです。
お天気の良かった日の夕暮れは夕焼けも綺麗・・。
ツバメが曲芸師のようにピュ~ンピュ~ンと大空を飛び回っています。海にはイルカ、空にはツバメ、ですね。楽しそう。
私たちも毎日の一瞬一瞬を楽しく過ごせますように。