フランス、ロックダウン
コロナウイルスの流行を防ぐため、フランスがとうとうロックダウンを発表しました。
マクロン大統領が夕方8時のTVに出演し、フランスが非常事態だと宣言。
実はその3日前にも、感染を抑えるためにバーやレストランを閉めて、人々が集まる場所を作らないように、と政府からの指示があったのですが、個人主義のフランス人たちはそう簡単に政府の言うことを、ハイハイと聴く人たちではなく、バーやレストランは開き続け、そして頭をくっつけて人々が話している様子を見た政府の人たちが、これでは流行を抑えられないと、改めての大統領の出演となったようです。
この2週間は、生活に最低限必要な薬局、食品店、銀行は開き、人が集まるカフェ、レストラン、映画館、商店などは閉まります。
全学校は無期限休校。国民は買い物に行くこと、ウオーキングやジョッギングは可能(自宅の周りだけ)。それ以外は外出禁止。親を訪問するのも、友達を訪問することも禁止。
外に出るときは、政府が用意した用紙をPCからダウンロードして、そこに名前、住所、日付、外出の目的を書いてサインをしたものを持参していないと罰金。始めは35ユーロだったけど、効き目がないので今は135ユーロ。
これほどきつくしないとフランス人はウイルスから逃れられないと大統領。私たちはウイルスと戦争をしています、とTVに出演中のマクロン大統領は、戦争という言葉を6回も使いました。フランス人には効果があるのかな。
ということで、私とジョン・クロードの日本移住はコロナ騒ぎの真っ只中に入ることに。
さぁ、3月末の私たちの飛行機は飛ぶのでしょうか・・・?それはまた次回に。
写真上は、人が途絶えたメイン通り。