ポンヴュー(カルカソンヌで一番古い橋)から見たお城、城壁
2016年12月中旬
12月に突入したなぁ、と思っていたら、もう中旬を過ぎていました。
12月に入ってからの私は、の~んびり、とした毎日を楽しんでいて、さて、最後のカルカソンヌ便りの更新はいつだったかな、とみて見たら、なんと
11月22日だったと知り、ちょっと慌てています。
12月になると、先ずクリスマスの飾りが街中に施され、カルカソンヌでは、中央広場のプラス・カルノがスケートリンクとクリスマスマーケットに変身します。クリスマスマーケットと言っても、ヴァンショー(ホットワイン)やソーセージのお店が多いのですが、週末になると、大きな音楽とともにスケートを楽しむ若者やホットワインを楽しむ大人たちで広場は大いに盛り上がります。
大人も子供も、このお祭り気分になる12月が楽しみで仕方がないようです。
私とジョン・クロードはというと、人が多く集まる場所は避けて、家で静かに過ごすのが好きな方ので、特に12月は、買い物で出かける以外は家で過ごすことが多くなります。
外は寒いし、早くから暗くなりますからね、外に出かけよう!という気分が薄れます。ただ、毎日のウオーキングは欠かさずやるようにしています。
そんな12月なので、私は冬眠するクマさんになったような気分です。ソファーにちょっと横になると眠気が襲ってきます。多分、来年の春まで、こんな感じで過ごすことでしょう。
そういうことで、カルカソンヌ便りで特別にお知らせすることがなくて、ごめんなさい。
私とジョン・クロードは、12月25日も普段通りに過ごしますが、年末、お正月だけは何かご馳走を作ってシャンペンでお祝いしようと考えています。
カルカソンヌにあるお魚屋さんに行ったら、早めに予約をしたほうがいいよ、と言われたので、早くメニューのプランを立てようと私は思っているところです。さて、何を作ろうか・・・?
カレンダー上では、12月21日から冬になります。
カルカソンヌはまだ秋の気候が続き、日中気温も10度以上の毎日です。
12月後半から寒くなるのかもしれませんが、暖かい服装を心がけて、元気で年を越したいと思います。
ところで、冬になると外で着る軽くて暖かいコート。日本では「ダウンジャケット」と呼びますよね。アメリカでもそう呼ばれていると思いますが、フランスではなんと、「ドゥドゥン(doudoune)」と呼ばれている事をご存知でしょうか?
初めて聞いたとき私はびっくりしました。あのダウンジャケットがドゥドゥン?どこからこんな名前が・・・。
私の頭の中ではこの名前がものすごくミスマッチで、なんだか困ったものでしたが、今では、この呼び名が好きになりました。
寒い日に、「ああ、今日はドゥドゥンを着て行こう」なんて言うのも可愛くて・・。
面白いことに、マレーシアの女性が被っているカラフルなスカーフもドゥドゥンと呼ぶらしいです。先日の朝日新聞で知りました。どこでどうつながっているのでしょう・・?
お城の中のクリスマス飾りを見ようと思い、木曜日の夕方、我が家から歩いて行って見ました。オレンジ色のライトアップが綺麗。
Citeの城壁は2重になっており、これがその間の通り道。
城壁の前に作られた電球の飾り物。
カルカソンヌの街では12月に入ってもたくさんのスペイン人旅行者を見ますが、
夜のお城の中には驚くほど誰もいなくて拍子抜けしました。
みなさま、今日も素敵な1日をお過ごしください。
そして、少し早いですが、楽しいクリスマスと良い年末年始をお迎えください。