ミモザの花
土曜日の朝市、いつものように野菜を買うオーガニック店に行ったら、店主のロ(L)ーロ(R)ンスが「はい、これプレゼント」と行ってミモザの花をくれました。零下一度の寒い朝でしたが、なんだか小さな春をもらったようで気持ちがあったかくなりました。
トスカーナでは大きなミモザの木をたくさん見ました。庭のある家では必ずと行っていいほどミモザの木を植えています。そして3月が近づいた頃に、パーっと黄色い可憐な花を木いっぱいに咲かせます。毛糸のようなふわふわの花。それはまだ寒いグレーの景色の中で、春が近いよー、と教えてくれているようでした。
ミモザの花をもう少し近くから見たところです。毛糸のようなフワフワ感がわかりますでしょうか。そして、小枝だったにもかかわらず、その匂いが部屋中にフワ~と広がって驚きました。ミモザってこんなに匂いが強かったでしょうか。ローロンスのおかげで我が家に春がやってきました。ワクワク。
冬季オリンピック、終わりましたね。日曜日の朝はゆっくりと寝ているのが常な私ですが、昨日だけは、オリンピック最終日だと思うとそわそわしてしまって、8時には起きだしてTVを点けました。実は、フィギュアスケートのエキシビションが観たかったのです。
でも、やっているのはカントリースキーとアイスホッケーばかり。朝食を食べたりしながら待っていましたが、とうとう12時に閉会式が始まってしまいました。閉会式はCGを使って楽しませてくれました。そしてそれを観ながら私は2020年の東京オリンピックのことを思っていました。東京オリンピックではどんな開会式を見せてくれるのだろう・・。きっと素晴らしいオープニングに違いない。2年後、私はどこにいるのかわかりませんが、どうにかして私も東京オリンピックを楽しみたいと強く思いました。頑張るぞ!!
フィギュアスケートのエキシビションですが、閉会式も終わった後、やっと放送してくれました。それも2回に分けての放送で、間にはボブスレーや他の競技が入り、それでもジリジリと待っていた私は、最後の羽生君のスケートを見ることができました。できれば最後の全員一緒の踊りも見たかったのですが、それは放送なし。まぁ、いいとしましょう。
さぁ、また今日からいつもの日常が始まります。フランスはここ数日シベリアからの寒気が流れ込んできてとても寒くなるらしいです。
皆様も春先の寒さにお気をつけて、素敵な週になりますように。