寒気とパパイア
ここ数日シベリアからの寒気がヨーロッパを囲っていて、あちらこちらの国、街で雪になっています。
北国のスイスでは、湖畔に置いていあった自転車が氷漬けになっている写真がニュースにありました。ひえ~、私が住んでいた間、あそこまで寒いのは経験したことがないな。そしてもちろんドイツやオランダも雪だし、フランスの北部にあるパリも雪が降って、街中でスキーやスノーボードを楽しんでいる人がいたようです。
暖かい場所だと思っていたローマやスペインのバルセロナまで雪ですから、驚きます。
一応今日は雪だと予報された、ここカルカソンヌは、朝の内ほんの少しちらつきましたが、今はどこにも雪の形など残っていません。でも、流石に寒いです。朝から零下2度の気温。外を歩いている人もまばらです。もうじき(2日後)満月ですから、そうすると気候も変わるかな、暖かくなるかなと期待していますが・・。春よ来い、早く来い・・・。
先日オーガニック店に行った時、立派なパパイアを見つけました。たま~にですが、手のひらに乗るほどの小さなパパイアは見たことがありますが、インドで見るものと同じサイズのパパイアは初めて。
私はジョン・クロードと一緒に4~5回インドへ行っています。場所はプンというボンベイから車で約3時間ほど山の方へ行ったところにある、かなり大きな街です。行くたびに郊外の静かな場所にアパートを借りて半年から1年住んでいました。
プンでは瞑想をするのが目的でしたが、インドの美味しいカレーや果物も楽しみました。
その時、毎朝朝食として食べたのがパパイアでした。パンにピーナツバターとハチミツをつけて、それと一緒にパパイアをスプーンですくって食べます。ジューシーで甘いパパイアは乾燥気味のパンと口の中で溶け合って、朝から夢心地にしてくれたものです。
先日オーガニック店で見つけたパパイア。長さ30cmはありました。まだグリーンだったので数日家の中で寝かせます。
4日後のパパイアです。すっかり黄色に変色しました。食べごろです。
半分に切ったところです。中には黒胡椒のような種がいっぱい詰まっています。左はタネを取ったところ。種も体にいいと、種ごと食べる人もいますが、苦味があり、私は食べません。
さぁ、フランスで見つけたパパイアはどんな味がするだろうと、ちょっと恐々食べてみましたが、驚くほどジューシーで甘くて感動しました。インドで食べたパパイアに劣りませんでした。幸せな朝~でした。
明日から3月!春の月です。アーモンドやプラム、そして桜の花が咲き始めます。う~~ん、なんだか春の匂いがしてきそうです。
皆様もこの寒さを乗り越えて、素敵な春を迎えられますように。