外出規制緩和
フランスは今週の月曜日からロックダウン（外出規制）がぐっと緩和されました。これからは外出許可書を持参しなくても外出できます。は〜っ嬉し。外出は１００km以内と定められていますが、それ以内なら両親や友達を訪ねてもOK。自由をまた手に入れたようで、飛び跳ねたいくらいです。
40万の企業，87.5万名の労働者が仕事に戻ると言われていて、いよいよフランスが動き出しました。
すぐ近くのガンベッタ公園ではバラの花が満開。ジャスミンの花も開き始めました。どちらもいい匂い・・・！
外出規制緩和の初日は自由を手に入れた人々が道に溢れかえるかなと思ったのですが、残念ながら日曜日から月曜日にかけて休みなしの雨。いつもと変わりない静かな日でした。
そしていよいよ今日、午後から太陽が輝き始め、人々が外に出始めました。 みんな太陽が眩しそう。そりゃそうだ、２ヶ月間も太陽を浴びることがなかったのですから。
外ではマスクをつけている人、いない人が半分づつ。店舗の中ではマスク着用はマストです。みんなちゃんとつけています。えらい。
フランスは、パリを中心としたコロナウイルス感染が最も激しかった地域を赤色ゾーン、その他は緑色ゾーンに分けて、それぞれの緩和状態を変えています。
赤いゾーンはこれからも公園などは閉鎖、レストランやバーも７月まで？閉鎖。公共交通機関も、ラッシュアワー時に利用する人は乗る理由を書いた許可書が必要。
私が住んでいる南フランスは緑なので、ほとんどの会社やお店はオープンし、公園も大型ショッピングセンターもオープンです。美容院、理容室も火曜日から忙しそうで、レストランも６月初旬には開く予定のようです。
あとは、国々の国境が開くのを待つだけです。航空会社、そしてそのスタッフたちも仕事が始まるのを待っていることと思います。私も関空に飛べる日を待っています・・・。
今日は、ロックダウンになる前まで車で行っていた地元産のオーガニック野菜店へジョン・クロードが買い物に行ってくれました。フランスに来てからリースしていた車は日本へ出発する予定だった３月末直前に返しており、今は車なし。それで今日は彼、歩いて行ってくれました。片道４０分だったそうです。往復１時間半ほど。７.５km歩いたようです。あそこにしかない美味しいパンが食べたくて、でも徒歩でどれだけ遠いのかわからないからと、彼が一人で下調べに。歩くことは全く苦にならないという彼。ビパッサーナという歩く瞑想をしているようで好きだそうです。よかった。
そして、美味しいパンとともに見つけてきたのが、さくらんぼ！！すっかり忘れていました。花弁や茎が鮮やかな緑色で、採りたて！
そして、苺！！毎年４月中旬ごろから朝市で買っていたオーガニックの苺ですが、今年はロックダウンで朝市が小規模になり、苺のお店はなし。今週の土曜日から普通に朝市が立つようなので、その時に苺も見られるかなと期待していましたが、なんと今日、ジョン・クロードがさくらんぼと共に買ってきてくれて、嬉しいサプライズでした。もうコロナのことなんて忘れてしまいました。笑
いえいえ、外に出たらコロナです。気をつけましょう。マスク、手洗い、うがい、を忘れずに。