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レストラン、ラ・ターブル

アッシニアンという山の上にある小さな村のレストラン、ラ・ターブルは、私とジョン・クロードのお気に入りのレストランです。我が家から片道1時間はかかる場所にあるので、1ヶ月に一度の頻度でしか訪問できていませんでしたが、それでも通いはじめて今年で4年目になりました。そして、この12月は、私たちにとってラ・ターブルで食事ができる最後の月でした。

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この小さな村全体をベルギー人が買い取り、レストランのシェフやウエイターたち(全員若い)もみんなベルギーから来ています。ということで、レストラン、ラ・ターブル は毎年12月の中旬から3月末までお休みになります。 来年の3月末に日本へ飛び立つ私たちは、12月中旬までに食事に行かなければ、このレストランで食事をするチャンスがもうないということで、昨日、行ってきました。

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いつもの窓際の席。陽がさんさんと差し込み、気持ちがいい。ジョン・クロードの後ろには世界中のシェフたちの本が並んでいます。

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あ〜あ、これが最後なのか〜、という顔をしています。後ろに見える外のテラス席も素敵だったな・・・。

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アミューズブッシュは撮り忘れ。いつものパン3種。真ん中にあるブリオッシュは持ち帰り、家で食べます。

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前菜をまたまた二つ出してくれました。最初はエリンギをパスタのように切って、ウニのソースと和えたもの。
次はインゲン豆、白バター、そば粉の小さなスープ。

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レストランの窓から。外は雲ひとつない青空。

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メインはアンコウ。下に緑色のソースが敷いてある(なんだっけ?)右横は芽キャベツを一枚一枚はがして揚げた芽キャベツチップス。向こうに泡だてたマッシュポテト。

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デザートも二つ出してくれた。最初はみかんのデザートとクリーム。

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二つ目はチョコレートクリームと洋梨の上にアイスクリーム、そしてポップキヌア。

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コーヒーとともに出されるお菓子。マドレーヌがいつも出来立てホヤホヤ。

と、今回もお腹いっぱいになりました。ラ・ターブルのお料理、堪能しました。毎回毎回違ったお料理が出てきて、ほんと、いろんなアイデアに驚かされます。今年ミシェランの1星をもらい、これからますます成長するレストランだと思います。私とジョン・クロードがフランスに住んで5年目に入りますが、このレストランほど思い出に残るレストランはありません。本当にありがとう。シェフ(兄弟二人)、そしてサービスの人たちみんな、感謝です。二つ目の星に向かって頑張ってください!