テゥールーズのブラッセリー、Le Bibent (ル・ビベント)
昨日、テゥールズに行くことがあり、いつもなら馴染みのオーガニックレストランでお昼を食べるのですが、昨日は知人から勧められていたレストラン(ブラッセリー)Le Bibentへ行ってみました。 テゥールーズの中心地にあるキャピトル広場に面しているので、すぐに見つけられました。
上がブラッセリー・ル・ビベントの外観。パリにブラッセリーを開いているクリスティアン・コンスタンがオーナーで、ミッシェランから素晴らしいレストランという評価をもらっています。テラス席も用意されていましたが、さすがにまだ座っている人はいなくてちょっとさみしい雰囲気。キャピトル広場の周りにある建物は全て煉瓦造りで統一されています。
中に入ってびっくり!このきらびやかな内装は・・? 何の知識もなく行ったので、本当に驚きました。オペラハウスかどこかのよう。内装は1975年に造られ、今は歴史的モニュメントに認定されているそうです。左の赤いカーテンが入り口。人の出入りで寒い空気が入らないように、冬は厚めのカーテンがかかっています。
フレスコ画だけではなく、いろんな形のシャンデリアもゴージャス。
天使もぶどうと戯れて、ちょっとほろ酔い気分?
こちらの天使はワインが入ったキャラフを手にしています。
私たちは12時半に予約を入れていましたが、到着したのは12時ちょうど。まだ客はまだらでしたが、12時半を過ぎた頃からどんどん客が入り始め、テーブルは満席。いつでも予約は必要のようです。ただし、このブラッセリーは朝7時から夜の11時までノンストップで営業していますので、入り付近で席が空くのを待っている人もちらほらいました。客は頻繁に入れ替わり、これがブラッセリーの特徴です。もう一つの特徴は、席がかなりくっついて設置されている事。隣席に誰かが座ると、バッグの置き場に困るような狭さですが、このブラッセリーは、背もたれの上、ちょうど私の頭の後ろあたりにバッグが置けるように作られていました。これは便利です。
この日のメニュー45ユーロを注文してみました。前菜、メイン、デザート、それぞれが6種類ほどあり、その中から好きなものを選びます。私達は前菜にかぼちゃとバターナッツのスープを選びました。かぼちゃとバターナッツの甘みがいっぱいで、飾りのクルトンと栗も美味。
メインは、メルルーサのパン粉焼きとスライスアーモンドがベビーほうれん草の上に乗ったものをチョイス。美味しかったので、私は最初にスープを飲んだため、もうこの時点で胃がそろそろ満腹状態。その上、ベビーほうれん草の下に敷かれた野菜(ポワロー?)とレモンの酸味が強すぎて、結局、私は完食できませんでした。
そこで私は思い出しました。前菜、メイン、デザートと3つ揃ったメニューは私には多すぎることを。以前にも同じことがあったのです。その時に、レストランのメニューはもう取らないと決めていたのに、忘れていました。まぁ、次回は忘れないようにします。ちなみに、ジョン・クロードは完食しました。
私が選んだデザートは軽いミルフォーリエというお菓子。目の詰まったミルフォリエではなくて、サクッと軽いパイ生地が甘すぎないクリームと層になっていて、おいしい。写真に撮る前に食べ始めてしまったので、少し形が壊れています。そして、また少しだけ残してしまいました。ダメな我が胃袋です。
楽しい日曜日を過ごせますように。