カルカソンヌのサマーフェスティバル
夏になると開かれるのがサマーフェスティバル。 カルカソンヌでも毎年たくさんのコンサートが開かれます。
今年も60以上の無料コンサートが駅前シェニエ広場と町の中心地カルノ広場で開かれています。
旅行者が圧倒的に多い世界遺産のシテ(城壁、城)の中でも、半径ローマ劇場に似た場所で有料コンサートが開かれています。
シェニエ広場のコンサート。
カルノ広場のコンサート。噴水の周りは涼しいので陣取っている人も多い。
私はジョン・クロードと一緒にカルノ広場のコンサートをちょっと見に行ったのですが、空に昇っていた、ほとんど満月に近い月に私は目を奪われてしまいました。綺麗・・・。
日中は、郷土料理やワインなどの味見ができるテントが出ていたり・・。これも旅行者だけでなく地元の人たちにも楽しい催しの一つ。
私はジョン・クロードと一緒に、本当に久しぶりに、カルノ広場のカフェ・テラスに座ってコーヒーを。太陽の光と木々の陰の下、ゆっくりと流れていく時間が心地良い。う〜〜ん、いいなぁ・・・。
暑くなると行きたくなるのが水辺。以前はもっぱら海へ行っていましたが、7月、8月の海は混雑するので避けて、今は湖に行っている私たち。
写真は私たちが一番気に入っている「黒い山」にある貯水湖。向こう岸にはカヌーやボートが借り出されているので人が多いのですが、こちら側はいたって静か。大きな木々の陰があちらこちらにあり、ピクニックには最適です。
私たちが落ち着いた場所。う〜〜ん、癒しの空間!
ここ数日、PCの前に座っている時間が多かったジョン・クロードもリラックス。
さて、今年のカルカソンヌの夏は、ツール・ド・フランスでも賑わいました!
2016年にもカルカソンヌにやってきたツール・ド・フランス、なんと今年はカルカソンヌに到着し、翌日は休息日なのでカルカソンヌに宿泊、そしてさらに翌日カルカソンヌから出発するという、ツール・ド・フランスではとても珍しい日程が組まれました。
世界でもっとも注目される三大イベントは、一番にオリンピック、二番にW杯、そして三番目が ツール・ド・フランスと言われており、ツール・ド・フランスが自分の街にやってくるのは最高の喜びなのです。カルカソンヌの街はお祭り気分に揺れていました。
出発地点はものすごい人出らしいので、私たちは我が家から数歩のところにあるガンベッタ公園横を通り抜ける選手たちを見に行ってきました。ヒュン、ヒュンと目の前を走り去る選手たちの速さ。あっという間にいなくなりました。ツール・ド・フランスは今日の日曜日、パリのシャンゼリゼ通りを通って終わります。ちょっと寂しい。
カルカソンヌの今年は春から雨の多い年で、夏に入っても比較的過ごしやすい日々が続いたのですが、今週に入って、いよいよ暑くなりました。40度まではいきませんが、35度前後の温度です。
我が家は、去年買ったダイソンという空気清浄機と冷たい空気を送ってくれる機能のついたロボットに助けられています。
まぁ、夏ですから暑いのはしょうがない。体温調節のための汗をたくさんかいて、夏野菜をたくさん食べて、水分補給もして、夏バテをしないように自己体調管理をしましょう。
水害や台風の被害に遭われている方々が、早く元の生活に戻れますように。