パリのヨガフェスティバル
10月20日(金)~23日(月)の4日間、パリでヨガフェスティバルがありました。主催者とジョン・クロードがビジネス関係にあるため、私たちはメディアパートナーとして会場にブースをもらい、参加してきました。2012年に初めて参加して、今回は2回目でした。
パリへ行く前からカルカソンヌでは強い風が吹いていて、テゥールーズからパリへの飛行機が揺れました。私の心臓がドキドキの約1時間。私、飛行機が揺れるのはどうもダメで。そして、パリに到着したら、なんとパリでもかなり強い風が吹き荒れていて、結局、帰るまでの4日間ずっと吹き荒れていました。ただし、お天気はとても良かったです。気温25度以上にもなる日があって、10月のパリにしては暖かい日々でした。
ヨガフェスタの参加者が多いため、それを受け入れる大きな会場はパリの19区(ラ・ヴィレット)にありました。
会場まで歩いて行けるようにと私たちが選んだホテルが写真上の、ロープでぐるぐる巻きにされたような、ホリディ・イン・エクスプレス・パリ・カナル・ドゥ・ヴィレットという長い名前のホテルです。名前の通り、すぐ横を運河が流れていて、運河に沿って歩くと会場まで15分でした。
19区は異国情緒満載というか、移民が集まって住んでいるところで、治安も少々悪いとネットには書いてあります。道を歩くと、アラブ人、中国人、黒人、その他フランス人以外のいろんな国の人が歩いています。でも昼間は全く問題なし。夜は歩いていないのでどうなのかわかりませんが。
私たちのブース。初日の金曜日の朝で、10時半のオープンまで時間があり、他のブースは準備を始めているところです。私たちの横にヨガが行われるスペースがあり、私は自分たちのブースに座りながら全て見物することができました。
ヨガに参加するのは無料。ヨガマットも貸してくれます。やはり女性の参加者が多いのですが、男性もちらほら。
なぜかブルーで包まれているヨガの先生ですが、ヨガのポーズを直してくれています。ヨガスペースが思ったよりも小さくて、私は参加せず。
時にはインドのコンサートもあります。みんな瞑想中。
このヨガのインストラクターはカナダ人なのですが、TVショーでもやっているかのように、声もジェスチャーもかなり派手。ヨガスペース内を歩き回り、ウワオ~~!イエ~~イと気合を入れながらヨガポスチャーを教えていました。でも、彼女のヨガは一番良かったように思います。楽しめました。
5年前のヨガフェス第1回目でもチベットの僧侶が一人で作っていた曼荼羅ですが、今回は4人で作成していました。メタルの筒に色のついた砂を入れて、もう一つのメタルでゴシゴシと擦りながら筒の先から砂を少しづつ出して模様を描いていくのですが、それはそれは細かい仕事です。
土台には下絵が描かれていますが、砂を乗せていき始めると、あとはもう感で模様を描いていくようです。写真は作成2日目で、このあと更に2日間の作成を続けて、そして最終日には全て壊してしまいます。あぁ、勿体無い、と私たちは思ってしまいますが、何事にも執着せず、前に進むという意味があるようです。修行ですね。
たくさんのブースが並んでいます。座禅をするブースやマッサージをしてくれるブースもありました。
やはり、本を売っているブースにたくさん人が集まっていました。紙の本は未だに人気があります。
左はクリスタルのチベッタンボールを売っているブース。右は食品コーナー。
会場内にはいろんなレストランがありましたが、ここは若い人たちが経営していたオーガニックレストラン。スープからメイン、デザートなんでもあり。若者のエネルギーがいっぱいの、美味しい食事でした。
トゥールーズへ帰ってくるとき、色のはっきりとした綺麗な虹がパーっと出ました。その色の濃さにびっくり!!すぐにジョン・クロードに教えて、横に座っていた若い女性にも教えて3人で感激してみていたのですが、写真を撮ろうと思った時にはもう薄くなっていました。上の写真は消えかかった時のものです。残念。
5日間、家を留守にしていたので冷蔵庫は空っぽで、月曜日に隣町(本屋が多いので本の町と呼んでいます)にあるオーガニック野菜を買いに行きました。この町には、コインロッカーのようなものでオーガニック野菜を売っていて、ガラス張りの扉の中に入っている野菜を確かめたら、お金を入れて、目当ての扉番号を押すと野菜が買えるというシステムになっています。それぞれの扉の中には違った野菜が入っているので、好きなものが選べて、ものすごく便利。今回、私は二つの扉から野菜を買いました。こうしてみると、さすが季節の野菜ばかりです。オレンジ色のかぼちゃもあります。
今日、土曜日の真夜中にフランスは夏時間から冬時間に変更します。日本との時差は8時間です。
少しづつ気温が下がってきました。風邪をひかないように気をつけて、素敵な秋を楽しみましょう。あったかいスープが懐かしくなります。