家メシ
暑い暑い毎日。そんな中、市役所へ行ったり銀行へ行ったり、そして住処探しにと週に半分以上は外出している私とジョン・クロードです。
外出すると昼食を外で食べることになり、そうすると夕食は軽くシリアルやサラダにすることが多くて、日本に帰国してから料理をする機会がグッと減っています。料理が好きで家メシが好きな私は、そのうちに使うだろうと小さな炊飯器と竹の蒸し器、そして鍋を買ってはいるのですが、使う機会がなくてしまったままでした。
でも、やっとこの頃、今の生活に慣れてきて、料理をする気持ちも湧いてきました。そんな私が最初に作ったのはカレー!それも日本風のカレー。市販のカレールーは使わず、オーガニック店で見つけたスパイスミックスを使った野菜たっぷりのカレーです。
玉ねぎをよく炒めて、そこへ人参、じゃがいも、ナス、ピーマンを加えて水でくつくつ煮るだけ。ブイヨンもなしでしたが、カレーミックススパイスが良くて、驚くほど美味しい日本風のカレーが出来上がりました。つけ合わせに、野菜の蒸したものも作りました。ご飯は炊飯器で炊いたものですが、日本のご飯ってこんなに美味しいんだと驚いています。
小さなb&bのキッチンですから、大した料理はできませんが、家メシの美味しさを思い出し、時々、キッチンに立つ私です。
それにしても暑い〜。やはり日本とヨーロッパの暑さは違います。日本の暑さは湿気を含んでいるので、体感気温が5度ほど高い。例えば気温が37度とすると体感気温は42度。これが日本の暑さ。
ヨーロッパの夏は、暑くても日陰に入るとひやっとするけれど、日本の夏は湿気80%以上を含むので、日陰でもムーっと暑い。そんな中をマスクをしながら歩いて不動産屋へ行き、物件を見に回ることの何と辛いこと。汗がタラタラと流れます。
コロナさえ来なければ、私たちは4月の初旬に日本に帰国し、春に住処探しができたのですが、コロナのせいで帰国が7月初旬にづれ込み、住処探しが夏の真っ只になるという、なかなかタフな状況でいます。
外に出ると必ずマスク着用という日本ですから、一歩家から出ると帰宅までマスク姿で過ごすことになり、それも辛い。時には息が苦しくなり、マスクを顎の方まで下げて、プッハーと息をつくこともあり、あぁ、いつまでこのマスク社会が続くのか・・・?とボーッとしたり。
そんな時に唯一マスクを外せるのがレストランや喫茶店内。どのお店も入り口に除菌アルコールやジェルが置いてあり、中はパブリックディスタンスを考えて隣の席が離れているので、安心して食事もできます。マスク生活の中、こういう逃げ道があって嬉しい。
日本では幼稚園児や小学校の小さな子供たちでさえ、黙ってマスクをして通っています。偉いなぁ〜。
暑い〜と愚痴を言う私の方が、あかん。
どちらにしても、熱中症には気をつけましょう!