日常
日本に住み始めて早１ヶ月が経ちました。なんだかんだと目新しいものがぐるぐると目の前を過ぎて行く毎日です。
先日は市役所に出かけて行き、見慣れない書類を見て頭がぐるぐる。日本語の書類を読んでいるのに全く頭に入ってこないのはなぜ？１０月から住む新居を探すために不動産屋へ行き、敷金、礼金ってなんですか？と尋ね、暑い中を歩いてマンションを見て回る足元がぐるぐる。コロナ感染とともに８月の暑さ、そして日本の生活環境に慣れようと、なんだか一生懸命な日々を過ごしています。
京都府から大阪府に行くことが多い私たちは、近鉄線から京阪線に乗り換えます。混む時間を外して乗る電車はかなりガラガラで、写真の私が座っている座席は一応優先座席ですが、誰もいないので運転席が見える場所に陣取って、新米の運転手さんが運転を習っているところを見学していました。
たまたま夕方のラッシュアワー近くに電車に乗ることになり、電車はこんな感じ。みんなマスクをしていますが、パブリックディスタンスは取られていません。人口の多い日本では難しいようです。
日本のコロナ感染数も上がり気味ですが、大人も子供もマスクをしている以外は、日本の生活スタイルは今までとほとんど変わっていないように感じます。みなさん淡々とそれぞれの生活をしていらっしゃる。電車内も地下鉄もデパート内も普通に人出があり、普通にみなさん穏やか。そんな人たちの中にいると、コロナ感染をそれほど怖いと思わなくなる。もちろん、しっかりとマスクをし、いたるところに設置されている除菌ジェルやアルコールで手を清潔にしておくことは必須です。
それにしても、日本の電車内の綺麗なこと。ゴミだらけ、窓は汚れだらけのフランスの電車とは比べものにならない。日本国民の行儀の良さに感心です。
私の住む隣町はもう宇治なので、茶畑がたくさん見られます。緑の美しいこと！緑茶そのもの。
近くには「流れ橋」があります。本名は上津屋川というらしいですが、この木で作られた橋は川が増水すると橋桁が流される構造だそうで、この名がついたようです。欄干のない橋で、よく時代劇の映画に使われるそうです。
暑い毎日が続きます。そして各国コロナ感染数も登り気味。いつまでマスク姿が続くのか？会いたい人にも会えない日々。まぁ、しょうがない。今のこの時間を大切に過ごしましょう。