日本の美味しいもの
日本に来て、美味しいものがたくさんあるのに気がつきました。肉を食べない私とジョン・クロードだけど、野菜や魚で美味しい、美味しい料理が食べられる日本は嬉しい。野菜はお皿の付け合わせ、でしかないヨーロッパと比べると、野菜に関しての知識は日本人が絶対上だと思います。種類も多いし。
そして、これも美味しくて目を見張ったのは、甘いもの。和菓子はもう芸術で、あんこなどを食べると美味しさがじんわ〜りと身体中に染み渡り癒し感がたまらない。更に驚いたのが、パティスリーの洋菓子。もちろん、私は日本全国を食べ歩いたわけではありませんから、大きなことは言えませんが、帰国してから4ヶ月ほどの間に食べた洋菓子が、ヨーロッパで作られている洋菓子と劣らない、時には勝る味で、これにもびっくり。大いに喜んでいます。
上の写真は苺大福。ヨーロッパにいる時にネットなどで名前は知っていましたが、イチゴとあんこ?とその取り合わせに疑問を持っていましたが、2日前に初めて食べてみて、え〜〜っ、イチゴと餡子がこんなに合うの!とその美味しさにびっくり。フランスでは苺の季節は3月末ごろから10月中旬ごろまででしたが、日本では冬に出てくるのですね?!驚き。上の苺大福の右側手前は抹茶入り、その後ろはクリーム入りです。
なんと、なんと、我がマンションの真前にあるパティスリー「カリヨン」(振り子時計の意味)のケーキが、もうそれはそれは美味しくて、最高に嬉しいジョン・クロードと私です。シュークリームのシューも美味しいけれど、中にたっぷり入っているクリームが甘すぎなくて、美味しい!今まで食べたシュークリームの中で一番美味しい、とフランス生まれのジョン・クロードが言っています。
写真の手前左にあるのはイタリアで有名な「ティラミス」。季節柄、栗が入ったティラミスですが、これもイタリアで食べたティラミスの中では一番美味しいんではないの?と二人で言っているほど。
ただ買ってくると、二つは一瞬で食べてしまい、残りの一つは夕方にまた食べる、という昔のことを思うと信じられないことを二人はやっていて、体重計に乗るのが怖いのですが、でも、こんなに美味しいものを食べないではいられない。短い人生、食べたいものを食べて大いに楽しみましょう、と新しい人生を始めた二人は新しい地、日本を大いに楽しんでいます。
柿のケーキ。中は柿の実とスポンジケーキとクリームが詰まっています。上の丸いものも柿。オイシイ、オイシイ。