宇治
朝夕、すっかり涼しくなりました。おい被さるようなサウナ的暑さは過ぎ去り、い〜い気分な毎日です。
日中はまだ夏ですが、だからこそ、出かけるには最高だと、お茶の街、宇治に行ってきました。
宇治駅から歩いて宇治の街へ。10円玉の後ろに乗っている平等院は、世界遺産です。
ドーンと昔からのお茶屋さんのお屋敷が美しい。宇治=お茶。歩道の両側にはお茶を使った料理やお菓子を出すレストラン・喫茶店が並んでいます。もちろん、お茶を売るお店も。眺めるだけでも楽しい。ついつい歩みが止まってしまいます。
平等院の入り口。緑の木と青い空、白い雲の自然の調和が美しい。
この橋を渡って平等院の中に座っている大仏さまを見ることができます。20人づつしか入れないようになっており、この日は1時間待ちでした。私たちは入らず。
平等院の前を通り抜け、更に進むと、観音堂の前に出ました。写真では小さくてよくわかりませんが、障子の開いたところに「救世船乗り観音」が祀られています。可愛いお地蔵さんっぽい顔の観音様です。
人生は長い旅路、と書かれていて、私は思わず自分の人生を振り返り、これからの人生も楽しく平穏でありますようにと100円玉を入れてお祈りしました。
帰り道、江戸後期から代々お茶を作ってきた伊藤久右衛門さんのお店でお茶をしました。
入り口は広々とした店舗で、更に奥に入ると喫茶室があります。緑の庭が目の前に広がり、落ち着きます。
私はお抹茶とわらび餅を注文しました。ホッと、美味いし・・・。