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日曜日の夕食、サーモンと温野菜

我が家の日曜日の夕食は、サーモンと温野菜。竹の蒸し器で作ります。
これはイタリアのトスカーナに住んでいた頃から作っていた一品ですが、フランスに住むようになってから毎日曜日の夕食を何にするのか考えるのが面倒になり初め、いつの間にか我が家の日曜日メニューとなりました。


仕事に出かけることのない私は日曜日でも月曜日でも変わらないのですが、なんとなく日曜日というとゆっくりしたい気分になり、おいしい料理は食べたいけれど、せっせと時間をかけて料理をする気分にならない。そこでこの料理。
なにしろ作るのがとても簡単。にんじんやカボチャなど、硬い野菜をまずは蒸し器に入れて蒸し始め、少し柔らかくなり始めたところでキャベツやブロッコリーを加えてさらに蒸し、全部の野菜に串が通るようになったら塩胡椒してオリーブオイルを少し垂らしたサーモンを野菜の上に置いて3分蒸すだけ。サーモンにオイルを垂らしておかないと野菜にくっついてしまいます。

サーモンの蒸し時間は好き好きに。我が家は中がまだ少し赤身ぐらいのサーモンが好きなので3分。しっかりと火が通った方がいい方は5分ほど蒸すといいと思います。
キャベツはざっくり切りです。甘いキャベツは絶対に欲しいところ。白菜ではちょっと食感が違ってきます。
カボチャも蒸すととても甘くておいしい。

我が家ではこの蒸し野菜とサーモンをごま味噌で食べます。炒り白胡麻大さじ3杯ほどをすりこぎで擦り、そこに味噌大さじ2杯ほど入れて、酒、昆布のブイヨン、アガベシロップを足して混ぜます。ぽったりし過ぎたら水を足して調節。最後にごま油を一振り入れて出来上がり。昨日は玄米ご飯でいただきました。何度食べてもおいしい!