高台寺とねね様
素晴らしい秋晴れの中、祇園四条からすぐのところにある高台寺へ行ってきました。いつものように八坂神社を抜けて円山公園に出ると、真ん中辺りからねねの道が続いています。それを辿ると高台寺へ。
以前から、どうして「ねねの道」という名がついているのだろうと思っていましたが、なんと、高台寺は豊臣秀吉の正室ねね様が、秀吉の亡き後、秀吉を弔うために出家し、この場所に住まわれて、そして亡くなられた場所だったのです。知らなかったのは私だけ・・・?
ねねの道に入ったところからの風景。
寝ているお釈迦様。実は、お釈迦様がお亡くなりになった時のお姿だそうです。
提灯に「ねねの道」と書かれています。
ねねの道、京都の朝。
ねね様(北政所)が、秀吉との思い出深い伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住んだ圓徳院。ねね様(女性)の雰囲気がしっとり漂っているような、そんな感じがしました。
高台寺をぐるっと回っていると急に目の前に現れた霊山観音の後ろ姿。
高台寺天満宮に出たところでマニ車に遭遇。チベットのドキュメンタリーなどで見ることがあります。マニ車の中には「般若心経」が入れてあり、一つづつ回しながら時計回りに回るといいらしいので、回ってきました。思ったよりもスルスルと軽く回ります。
青もみじが素晴らしく、紅葉するとそれはそれは美しいことでしょう。
これはですね、高台寺で使わせていただいたトイレの中の写真です。あまりにモダンで美しくて、お寺さんの中にあるトイレとは信じがたい。トイレ自体も超モダンなトトのウオッシュレットでした。京阪京都三条駅にあるトイレがあまりにも古い床式なので、是非、見習ってほしい。
高台寺を出た後、霊山観音へ。写真では大きさがあまり分かりませんが、サイズは高さ24m、顔の大きさ6m、目の長さ1m、鼻1m6cm、とあり、後ろ側に回ると観音様のお腹の中に入ることができます。