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ミネストローネ

春のような日々が続いているここ数日。ウオーキングする道々では梅の花が咲いていて、つい立ち止まって見てしまいます。桜の花ももうすぐだな、2月の末には(もう今週の末ですけど)私市にある植物園に行ってみようかな、と思っている二人です。
でも夕方になると気温が下がるので、昨晩は久しぶりにミネストローネを作ってみました。


15年間住んでいたイタリアのトスカーナで、階下に住んでいた大家さんの奥さんや、そこのおばあちゃんに教えてもらったミネストローネ。ミネストローネはイタリアの家庭料理で、それぞれの家庭の味があるようです。
ある日、私がミネストローネを作っていると、そこへ大家さん(旦那の方)がたまたまやってきて、「豆を入れるときは、半分潰して入れるとミネストローネにコクが出て美味しいんだよ」と教えてくれました。普段料理をする人ではありませんが、ミネストローネにはこだわりがあるのか、つい教えてくれたようです。それ以来、私は豆の半分はすりこぎなどで潰して入れています。ミネストローネが少しクリーミーになって、確かに美味しい。

イタリア料理で私が自慢できるのは、トマトソースとミネストローネ。イタリア人でない人が作ったイタリア料理を疑いの眼差しで見るイタリア人の友達が、「うん、美味しい!」と言って平らげてくれた料理です。
ちなみに、ミネストローネに硬くなったパンを入れると、リボリータの出来上がり。

それにしても、イタリアトスカーナの生活も、どんどん遠くになりにけり、だな・・・。