白龍園
鞍馬山駅から二つ手前の二ノ瀬に秘密の庭園があると知り、叡山電車にコトコト揺られて行ってきました。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪で真っ白な風景が楽しめるという庭園の名前は白龍園。
入園は予約制になっており、午前、午後の2部制(日によっては3部制)で、各回50人限定となっています。
1963年に造営されてから全て手作りで、この階段も石を一つ一つ手で運んで作ったそうです。石の周りは苔でいっぱい。踏まないように、滑らないようにと気をつけながら歩きます。
広い敷地に緑の苔がびっしり。赤い毛氈が浮かび上がります。
人々の手で造られた「龍吟亭」
晴れ上がった青い空と紅葉。この日は11月にしては暖かい日でした。
枯れ葉が苔の上に落ちて、そのまま放っておくと苔が茶色く変色するので、それを防ぐため、一つ一つ手で取り除いています。
左に見える大きな木は桜の木。春になって花をつけるとどれほど美しいことか・・。
秋咲きのリンドウ。石の間に一つだけ見つけました。
白龍園を出て、徒歩で貴船口駅まで行き(7分ほど)、そこから又叡山電車に乗り出町柳まで帰りました。二ノ瀬駅から電車が紅葉のトンネルを通るので、みんな撮影に忙しい。
途中、祇園四条で京阪電車を下車し、馴染みのヴィーガンレストランでケーキとコーヒーを楽しむ。
上の写真は、鴨川の辺りに座っていると、突然、青空に現れたオレンジの光。なんだったのか?
ジョン・クロードが作ったビデオで、この日の旅を味わってみてください。ミュージックは彼が作曲。