雪のない冬
上の写真はオランダに住む友達から送られて来た写真です。つい数日前のものですが、春景色のようでびっくり。オランダの冬も毎年かなり寒くなり、いつもなら雪景色で真っ白になっているはずなのに、今年は雪がなくて春の花が咲き始めたとか！
１月といえばイタリアやスイスのアルプスでもスキー競技が行われる時期ですが、今年のヨーロッパは雪が降らないので人工雪で競技が行われている様子。私は１０年以上、スイスに住んでいたことがありますが、雪の降らない冬は知りません。２月に入って急に寒くなり雪が降り始めるのか、それともこのまま寒くならず、暑い暑い夏がやってくるのか、想像するのは難しい。ただ、今問題になっている地球温暖化の影響が出始めているのかもしれないと考えると、少々恐ろしくなります。もちろん、日本にも影響があるでしょうし。
話が飛びますが、何年振りかで年末を知り合いと過ごし、今年は少し変化のある新年を迎えたなと思っていたところ、それから数日した頃に私の体調がなんだかおかしくなりました。
年末に少々アルコールを飲み過ぎた（グラス２杯のシャンペンですが、私にはそれでも多すぎる）かなとも思ってみたものの、それだけではない気がします。
いつもは感じたことがない体の節々の痛みがあったり、特に気になったのは胃腸のきゅっとする痛み。何か悪いものを食べたかな？いやいや、同じものを食べたジョン・クロードはなんともない様子。
昼間は体の節々や胃腸の痛み、夜は、昔ひびが入った肋骨が、寝る体形によって痛むので眠りが浅い、という、自分でもどうしたの？と訊きたくなるような体調の変化が数日続いて正直焦りました。私、いつもは至って健康な方なのです。
体の痛みはあるけれど、熱はないのでコロナ感染でもないようだし。
一番気になったのは私の便の形。いつものバナナ形ではない。う〜ん、胃の痛みと関係しているのか・・・？
２日間はぐったりで、そのうちの１日は昼間からベッドに横になりました。何が悪い影響を与えているのか。ぐるぐると頭で考えてもはっきりした理由がわからない。
そんな時、年末に私の手元に届いていた本２冊が目に入りました。 自律神経に関しての本で、まだちゃんと読めていなかったのですが、パラパラと開いてみると、今の私の症状が書かれていて、急に読み始める。
自律神経が乱れる理由はいろいろあるけれど、ストレスや不安の影響も大きいらしい。すでに３年目に入るコロナ禍で、外に出るのは怖い、人と接するのは怖い、マスクが離せない、その為に出会う人の顔もわからない、などなど。知らないうちにストレスや不安が溜まっていて、病気になったり鬱になったりする人が増えているそうです。
ひょっとして私もこんなストレスを感じていた？
普段鈍くて病気にはあまり関係がない私には信じられないことですが、日本に帰国して３年目に入り、駅や街などで見かけるたくさんの人出に驚くことが去年の末頃から増えました。こういうストレスが少しずつ積み重ねられて、今回の私の体調崩れになったのでしょうか・・？
また、気候の変化を私の体が察知しているとか・・・？
そんな私の体調も幸いなことに週末を越したあたりで良くなりました。ジョン・クロードが近くにいてくれるので、彼の温かみに触れることで私の落ち込みは飛んでいきます。
寒い冬なので郊外に出ることも少なくなっていましたが、そろそろこの暖かい日を利用して山歩きにでも出かけようと思います。
体を動かして、外のいい空気を吸ってこよう。