ブルターニュ・アルゾン海岸
上の写真は高速道路でブルターニュへ向かう車窓から見たひまわり畑です。何しろフランスは大きな国ですから畑も大きい！葡萄畑が出てくると、どこまで走っても葡萄畑で、ひまわり畑が見えてくると、ずーっと向こうまで黄色く続いています。トスカーナもちょうどこの時期にひまわりが咲いていたなと思い出しました。
カルカソンヌからブルターニュまでの走行時間は、休憩を数回入れて約１０～１１時間。今回は、ジョン・クロードの意思で、途中泊なしで一気にブルターニュまで登りました。長時間運転ですから、車はランドローバー・ディスカバリースポーツを借りました。運転するジョン・クロードは、運転しやすいので疲れなくて最高と言っていましたし、横に座っている私も、何時間も座っているわりには疲れなくて楽でした。ただ、燃料がディーゼルなので、たまに使うのはいいとして、日常使う車としては避けたいところです。
私はフランスにやって来る前まで車を運転していました。特にトスカーナでは車がないと生活できないので。でも、小さな町カルカソンヌにやって来ると、歩いて行ける範囲になんでもあるのです。車に乗る必要がなくて、たまに郊外にある大型店へ出かけて行きますが、車はレンタルガレージに入っている日が多くなり、それで私は運転をする気持ちがなくなってしまいました。
たまにジョン・クロードから、運転したくならない？と訊かれますが、いやっ、全然。ジョン・クロードが運転を楽しむ間は、私は助手席で楽しむことにいたします。
目的地アルゾンに到着した翌日の朝、ホテルの前にある海岸を歩いてみました。ブルターニュにしては暖かい朝でした。
暖かいといっても長袖のシャツが必要なほど涼しくて、暑くなってきたカルカソンヌからやってきた私たちは、その涼しさに大喜び。
ところが、お昼頃からブルターニュにしては珍しく暑くなってきて、ちらほらと海へ遊びにやってくる人たちが。
結局、私たちが到着した翌日から２日間、ブルターニュは猛暑に近い暑さになりました。地元のお店の人たちは、こんなに暑くなってどうしていいのかわからないと言っていました。涼しさを求めてやってきた私とジョン・クロードも、ちょっとがっかり。
写真の右奥に、私たちが宿泊したホテルが見えます。
このビーチは、子供達が楽しめるように色々と工夫されています。貸し自転車あり、乗馬の経験、そして１本マストの帆船でセーリングをするなど。ホリデーシーズンの今、毎朝、たくさんの家族がヨット教習所（？）の前に集まります。
赤と白の帆をつけた練習用のヨットが列になって進んでいます。
遠くにブルターニュらしい風景を発見。崖の上に石を一つ一つ積み上げて作られた家々が並んでいます。家の両はしに２つ煙突があるのがブルターニュの古い家の特徴です。海からの強い風に耐えられるように作られたのでしょう。
ホテルに近いところにもブルターニュの家々が見えます。
ブルターニュ旅行、続きます。
素敵な日をお過ごしください。